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『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』  近藤 宣之

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ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み【電子書籍】[ 近藤宣之 ]

今回は、株式会社日本レーザーという、工業用のレーザーを取り扱う社長さんの著書を取り上げてみる。

タイトルの通り、本書の目玉は「ありえないくらい人を大切にする経営手腕」についてです。

本書の冒頭では、著者が経験した7度の崖っぷちについてふれます。

●1度目の崖っぷち
28歳の若さで労組の執行役員になるも、オイルショックで1000人の首切りをさせられる。→経営がしっかりしないと、人は守れないことを痛感

●2度目の崖っぷち
28歳のとき、初めての子ども(双子)が血液型の不適合で死亡。以後、現在に至るまで子宝には恵まれていない。

●3度目の崖っぷち
米国法人に行くも、そこでも全社員の20%をリストラせよと指令を受ける。そのうえ、二度の胃潰瘍と大腸ガンを患う。

●4度目の崖っぷち
日本に戻ったらまたリストラ(左遷)宣告の仕事。

●5度目の崖っぷち
毎年赤字が続き、1億8000万円の債務超過に陥っていたポンコツ会社「日本レーザー」への出向と再建を命じられる

●6度目の崖っぷち
日本レーザーの社長就任直後、信頼していた右腕の常務が商権と優秀な部下を引き連れて独立。

●7度目の崖っぷち
なんとか赤字を復活させ、親会社である日本電子からの独立を目指す。だが、銀行から借り入れに際して個人保証という条件を提示され、失敗すれば自分も破産せざるを得ない状況になる。

かなり盛った感はありですが、本当なのでしょう。

そしてこれだけの経験を重ねてきた近藤氏は、日本レーザーの再建の際、次のような哲学を掲げたという。

 ◆会社の存在意義とは安定した雇用を提供することである

 ◆雇用の安定が社員のモチベーションを高め、それが会社の成長となる

 ◆社員を守れなくなるので、赤字は犯罪である

 ◆会社の業績はすべて社長次第

そのために、同社は

・定年は70歳(将来的には80歳も目指している)

・家族の都合や病気で働けなくなっても給与を支払うケースもある

・TOEICの試験のための勉強会や受験料の負担

・新卒一括採用を廃止して、通年採用に

・人によって異なる雇用契約を結ぶ

・「今週の気づき」「今週の頑張り」などで積極的なコミュニケーションをとる などの施策を実施している。

社員が55名という会社だからできることかもしれませんが、通常ではありえないことをしています。(タイトルどおりです。。。)

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そして、前段階で社長が徹底して行っているのが、下記!

お金も、時間もかけず、社員のモチベーションを高める方法が「2つ」あり、それは、「社長の笑顔」と「社員の声がけ」とのこと。

よい報告は笑顔で聞く。トラブルなどの悪い報告は、もっと笑顔で聞く

「笑顔は、社長の仕事」であり、「笑顔は、社長の能力」だそうです。これできそうでできない。本当に徹底して行っているのであれば、すばらしいですね!

又、人生の喜びは「4つ」あると考えています。

ひとつ目は、「ほかの誰かに必要とされる」こと。

2つ目は、「ほかの誰かを助ける」こと。

3つ目は、「ほかの誰かに感謝される」こと。

4つ目は、「ほかの誰かから愛される」こと。

このうち、最初の3つは、働かないと得られない喜びです。

経営者は「働く喜び(人生の喜び)」を知る雇用者をひとりでも多く増やす責任があるとも書いてます。

◆社員が絶対に辞めない「3つ」の条件

1.「言いたいことが何でも言える明るい風土がある」

2.「社員が会社から大事にされていると実感している」

3.「会社は自分のものだという当事者意識を持てる」

•ダブルアサインメント/2人担当制。取引先1社に対して担当者を2人配置する

•マルチタスク/ひとりが複数業務や取引先を担当する

とあります。

まあ確かにそうです。。。

ただ、このダブルアサインメントについては、異論があります。

私の会社でも、昨年よりトライしていますが、お客様からしたら、

・二人のどちらかに相談しても、情報が共有されているとは限らないという不満

・やはり仕事が出来る方に、仕事が偏る。

・仕事の処理をお見合いしてしまう(どちらかがやるだろうと思い込んでしまう) 等々・・・

0.5人の2人をくっつければ、1人前になるだろうという浅はかな考えでは、うまくいきません。

ダブルアサインメントは、1人で担当をする時以上に、綿密な打合せと共有が必要ですので、その上にいるリーダーのマネジメントも相当でないとうまくはいきませんね・・・。

後は、英語・・・

著者の言う通りです。もう反省します・・・。

という事で、色々な施策や取り組みを実施されていますが、強烈なリーダーシップをもったトップと、それに従う部下がいないと難しいかな?

参考になる箇所は多いので、一度ご一読されてはどうでしょうか?

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